指輪とただの輪っかのちがいって?指輪にまつわる起源と玉虫の構造色

指にはめる輪。ジュエリーというものとしての指輪。それは金でできていたりシルバーでできていたり、はたまたプラチナで作られているもの、それに宝石がついているもの。ジュエリーとは宝物のように、何かが宿っていて、権力と富の象徴にもなり、羨望の的でもあり何か物語の始まりでもある。

そして宝石は地球からの贈り物でもあり、人の心をひきつけたりあるときは心を変えてしまったり、人間を変えてしまう力まで持ち合わせていると。

ダイヤモンドのエンゲージリングを着けた花嫁の心は変わるでしょうか?

ジュエリーとはそうしたひとをとりこにもするし、変貌させるもの。

そういった伝統的な宝飾の世界から生まれたジュエリーは貴金属として価値あるものとして定まった評価も得てきた歴史があります。

 

ここへきて、そうした伝統の価値観に疑問を投げかけるデザイナーも出てきています。貴金属でなければジュエリーではないのかと。

コンテンポラリージュエリーと呼ばれる分野がそれです。

新進気鋭のジュエリーデザイナーたちは、もはや既製の価値観の上にあぐらをかいたジュエリーを作ることからはみ出しはじめたのです。紙でも繊維でも革でもガラスでも樹脂でもプラスチックでもアルミでもジュエリーを作ります。チタニウムでも真鍮でもジュエリーを作ります。既存の貴金属でなければならない殻をうちやぶってひたすらオリジナリティーを深く追求してきた結果なのです。

 

指輪という輪の起源を振り返ると

指輪の歴史は洋服の歴史でもあります。洋装になる前、日本では着物を着ていましたから、かんざしや櫛、帯留め、根付けなどのアクセサリーや刀の装飾はあれど、ネックレスやイヤリング、指輪の歴史が見当たらなかった時代があります。古墳の発掘された時代にあった魔除けと思われる勾玉と、現代の指輪との隔たりは大きな時間が流れます。文化芸術が花開いた安土桃山時代には、金というと金屏風や障壁画、金の漆器など工芸の分野にはたくさんみつかりますが、まるで金の大仏に金がまわされてしまってアクセサリーが作れなかったのかと思うほどゴールドジュエリー不在の時代があります。どんな人間でも、どのような少数民族でもアクセサリーは着けていたはずで、身を護る、相手を想う、祈る、願うを形にこめたはずです。なぜそれが阻まれたのか、憶測は無限に拡がります。金の茶室があって、金閣寺があって、なぜゴールドのジュエリーがなかったのでしょう。召しあげられてしまったか、禁じられていたのか。

こうしてみると、指輪が定着したのは坂本龍馬の登場したあたり、日本で草履から靴、ブーツを履き始めた頃にあたります。

宝玉という言葉があります。日本にはジュエリーというより宝物として正倉院が有名です。また、法隆寺にはタマムシを貼りつけた工芸品も収蔵されています。

国宝 玉虫厨子

古過ぎて肉眼では奈良で見ても確認はできないそうですが、実際に昆虫の羽が使われていました。貝の螺鈿は今でもありますが、玉虫の螺鈿というのは信じがたいですね。正倉院ではなく、法隆寺にあるというのも疑問なのですが、殺生を嫌う仏事に、いったいなぜ生き物である玉虫が使われたのでしょう?
それは枯葉や地面に近い場所の枝葉という言うなればゴミを食べて命を繋げてる美しい玉虫が仏のありかたに近いので縁起がいいと思われていたからということ。

タマムシに学ぶ構造色発色

日本文化と密接にかかわってきたのは、工芸との関わりです。手のひらサイズの小さな宝物になぜ心踊らされるのか、ひとはなぜ宝玉に惹きつけられるのでしょう。ダイヤモンドは金剛石にルビがふられてダイヤモンドと読ませていました。

日本装身具史をめぐって

 

日本の歴史にアクセサリーが見当たらないとされる時代、北海道の少数民族アイヌの歴史をみると、タマサイ(ネックレス)、ニンカリ(イヤリング)、レ久トンペ(チョーカー)などのアクセサリーや、ターバンのようなマタンプシ、刺繍のブレスレットのようなテクンペが使用されています。

アイヌミュージアム

アイヌのアクセサリー/杉野学園衣装博物館

チタンの変色のうそ&ホント 空気の持つ酸化力VSチタン表面

空気にチタンを酸化させるほどの酸化力がありますか?

チタンに顔を近づけてチタンの表面をルーペでのぞいたことがありますか?

チタンには透明な酸化膜ができています。無色ですが、酸化膜がついています。常温で透明の膜を張るのがチタンで、よく目を凝らして見ると、透明ながら光源を七色に跳ね返すようなバラエティに富んだ反射を示します。これがチタンの特徴です。

金属の表面が酸化されるかされないかによって表面の色が変わる、これがチタンの変色だと仮定します。仮説を立て、説明できるかどうかをここで概述します。

金属と酸との対決です。酸が勝てば酸化力があるということ、金属が酸化されるということ。

お断りしておきますが、酸化と錆びを混同しないでください。錆びは材質的な劣化を指すことばです。酸化は化学変化のことです。

チタンの表面は空気に含まれる酸素が化学吸着するために、酸化被膜という二酸化チタンに覆われます。中身がTiで表面がTiO2です。組成はTiにOが吸着した金属です。

わたしたちが生きている空気のある世界でチタンを観る時、常に二酸化チタンを見ています。Tiを直接見ていません。すでに空気中に存在しているチタンにはもう二酸化チタンで覆われているからで、見た目チタンと思って見ているものはすべて二酸化チタンです。

空気中に暴露された実例

:この二酸化チタンは常温で空気中に20年放置してディスプレーされています。サンプルがこちらのチタン結婚指輪プロドットショールームに置いてあります。その展示されているチタンは20年前に制作されたサンプルですが、いまでもまったく変色していません

二酸化チタンがさらに酸化が進行しないかぎりチタン表面の色として認識されるカラーは変わりません。チタンが自発的に空気に暴露され続けて酸化が進むことはありません。チタンが変色してみえるかどうかはその光源によるものが多く、化学的に表面の変質に起因するものではありません。常温で空気に触れ続けて変色することはありません。被膜は透明なままです。

酸化力が勝って初めて酸化が進みますが、空気にも空気中の水分にも硫黄分にも銀とは違い、チタンの酸化を加速させる力はありません。酸化力は硫酸にも足りません。空気中に硫酸が蒸発した成分が漂っているような特殊な部屋で暴露してもチタンに変化は起きないですし、そのような部屋に人が入れませんので変色は起こりません。

カラーを発色させるには、チタンにエネルギーを加え、酸化膜を厚くさせる必要がありますが、常温で空気に触れていただけの状態で変色はしません。変色するイメージはシルバージュエリーから刷り込まれているケースがあるようです。シルバーは空気中の硫化水素によって黒っぽくなってしまうので、チタンも変色?と思う方がいらっしゃるようです。チタンはまちがって漂白剤(次亜塩素酸)に浸けてしまったとしても変色することはありません。

「自発的な化学変化の進行VS電気を与えて進行させる電気分解」

電位は負になるほど居心地が悪いから方向が決まる

チタンの反射する可視光の波長の関係

ジュエリーを作って仕事にすることは大変?

好きなもの作りをしてそれを仕事にすることは大変ですか?

いいえ大変なことではありません。どんどん作るべし。

好きなことをやって趣味が仕事のような言い方をされますが、実際に嫌いなものなど作れないし、作ったところで売れるレベルまで昇華できないのですから。

売れている、欲しい人がいるということ。そうして反響があることこそが好きなこと、やりたいことに繋がっていくのだと思います。

得意なこと、やりたいこと。合致しないのでしょうか?

自分にとって難しいことなど選んでも良いものは生まれません。楽に作れる、抵抗なく作れる、一心不乱に打ちこめる、そういうことでなければ続かないのです。思いつき作り始めてもすぐに飽きるのです。続けることこそ好きでうまくいっている証です。

制作歴何年とか、ジュエリー販売歴何年という、積み重ねはとても価値の高いこと。

 

本当に作りたいものを作る作家

好きを仕事にする、そのことと、作家としてやっていくこと。

食べていくこと、仕事として成り立つことと、作家として発表していくこと。

どちらが幸せなのか、生きるための仕事を持ちながら作家としての制作の時間をキープしたいのか、ニーズに対して作り提供し続けるのか。

本当のジュエリー作家、ビジネスとしてのジュエリー商売。

成り立つとはどういうこと?本当はもっと変わったものを作りたいのに売れないから売れるものを作るということ?

なぜそれらがふたつにひとつのように語られていいるの?

結婚指輪の買い直し

結婚指輪の再購入にはいろいろなケースがありますが、もう一度別の結婚指輪を買うというカップルも。

最初のプラチナが歪んでしまったから違う硬い金属で作り直すというカップル。

また、当初は経済的に制約の中で間に合わせたが、新規に品質をアップグレードするケース。

10年の節目を祝う意味も込めて記念に再度結婚指輪を購入するご夫婦。

理由は様々です。そして買い直しというより、ご本人がそうしたければ誰も口を挟む余地などないのです。

それから、結婚当初は金属アレルギーが無かった方が、結婚後に金属アレルギーが発症するケースがあります。ご出産で体質が変わり、アレルギーが出る方もいらしゃいます。

彫金のクラフトマンになるには

ジュエリーの作り手になるには。

誰かの弟子になれば、なれるのでしょうか。そんな時代はとっくに終わっています。自分で発信するのが簡単な時代です。

師匠と弟子はいりません。ひつようなのは、誰かの真似ではなく、自分で発掘するオリジナルを見つける探究心だと思います。教えてほしい、学校で習おう、ジュエリーショップでとりあえずバイトして教えてもらえばなんて考えた時点で本当は自分から見つける勇気を封じ込めてしまっているのでは?

金属アレルギーの勉強

金属に触れると皮膚になんらかの異常が起こる。皮膚に悪影響が出る原因が金属から来ていると金属アレルギーを疑うことになるようです。

金属といっても多種多様な金属があります。
金属物質がしみ込んでいる革製品でも皮膚にわるさをするものもありますし、金属でなくともこすれると、乾燥した皮膚からかさかさがひどくなっていく、つまりは皮膚がデリケートな人に対して起こりうる問題です。

避けるにはそうした物質を肌にふれさせないのが一番ではありますが、アクセサリーを着けたいというところから皮膚対策が始まるのでしょう。

どうしたら治るかと考えるよりもアレルギーとうまくつきあうことが大事なのかもしれません。
うまく避ける、うまく逃げる。
相性の悪い金属と良い金属を区別できればこんなに楽なことはありません。
そして金属アレルギーの犯人とされるのがニッケル、そして良い金属はチタンという結果があります。
チタンでアレルギーが出るということはなく、チタンと言われて買ったけれど実はチタンじゃなかったということがあります。
分析してみれば金属の性質が判明するのです。
例えば部分的にチタンがメッキされていて、本体の母材はチタンではないような製品でもチタンと称して売っている業者さんがあるということです。

金属ナノ粒子が金属アレルギーの発症原因である可能性

100nm以下の素材である人工ナノ粒子の開発が加速しています。人工ナノ粒子は、100nm以上の従来までの素材よりも優れた機能を有するということで、さまざまな工業用製品・電化製品・日常生活用品・医薬品・食品など幅広く研究、実用され、生活の質の向上に貢献していることは事実です。しかし、人工ナノ粒子の安全性評価はまだ研究が始まったばかりで、検証が待たれます。

入国審査とかビザとか

永住権をとるには、あちらの大学を出ないととれないとか、
何億かの資産を見せないといけないとか、雇用先だの職業だのと国によって制約が違うけれどどんどんきびしくなっていくと聞きます。
日本を脱出して海外に安住したいのか、どこかで一旗あげたいのか、違う価値観があると知って感動していくのか、どこで生まれようと、住むところを自分の責任で選ぶ自由があるというのはすごいことだと思ったりします。
ここで生まれたのだからここの言葉で一生ここにうもれるだけという考えは閉鎖的です。
解き放たれたいという想いはだれも抱いていいのかなとも思ったり。
けれど、そこで満足で幸せならずっとそこに居ていいわけだし、脱出なんて考えないのでしょうし、出て行って違う新天地を見つけたいというのは地に足がついていないからそういう心理になるのでしょうか。はたまた自由度が高いからなのでしょうか。
どこに本拠地を置くのか、どこでも好きなように渡り歩くのか。自分の文化はどこなのか、アイデンティティーは何なのか、考え出すと次々にチャレンジしてみたくなってもっといいところもっとすてきなところへと刺激を求めていくのかもしれません。それは経済的にも限られたひとにしかできないかもしれません。うらやましくもあります。

オフィスの立地とshop

カマコンバレーt

というのを観ました。シリコンバレーの鎌倉版です。

鎌倉は海や古いお寺や街などクリエイターを刺激して良いアイデアが降ってくるのだと言っていましたが、仕事の依頼者との綿密な打ち合わせには、メールでは限界もあり、実際に会いに行くのと電話で話すのとメールだけなのとでは大きな違いがあることを知っていたうえで、それを凌駕していらっしゃるのだと思います。

ひろびろした場所で商売になるのなら、どこでもパソコンさえあればよいのであれば、どこでも仕事できてITはいいですね。固定されたショップの信頼度というのがまだまだあって、沖縄のお客さんからはまだ少し安心度が高くないようにも感じられている気がします。

シルクとアナログとデジタル

シルクというと言わずと知れたカイコによる絹糸。蟲が作り出す絹糸がほんとうにシルクのネクタイやシルクのパジャマになるということです。カイコにくわを食べさせて養蚕農家が育てたカイコのまゆから糸が紡ぎだされるといった家内手工業の代表です。

文字化けしたメールを必死にでコードするようなデジタルな仕事とは無縁のアナログな世界。

指輪だってせっせとアナログな作り方でできなくもないですが、今日に至ってはデジタルな画像とのやりとりがすっかり定着しつつあり、指輪を作って売るのもアナログだけでは限界があるのかもしれないと思います。ガラ系とかデジタルとかいろいろなツールがありますが、使いこなせないと何もうみだされません。ふとそんなことを思ったり。

ネーミング ブランディング

お名前といえばジョージ皇子となづけられたロイヤルベービー。

日本だと創作的な読めない耳馴染みのないめずらしいお名前がもてはやされていますが、あちらでは定番のお名前がつくのですね。

金属アレルギーとジュエリー

金属アレルギー

チタンでの金属アレルギーと言っているひとがいますが、意外にもきちんとパッチテストを受けていない。なぜなら皮膚科にはチタンだけ項目がないのです。よっぽど試料を頼んで取り寄せないかぎりチタンの検査はできないし、まずなされていません。

アレルギーというよりも、皮膚が敏感すぎて、樹脂でもアレルギー反応のような皮膚疾患を起こすというタイプの方がいらっしゃいます。

ですから金属でなくとも麻のひもでも、革でもアレルギーのようにぶつぶつしたり赤みをおびたりかゆいという方。石鹸の残留もありますし、いちがいにチタンとは特定できないのですが、思い込みでチタンアレルギーと書いているかたが大半です。

皮膚は乾燥すると自分を守れなくなるので、常に潤っていないといけないのですが、皮膚のデリケートな方はだんだん皮膚のトラブルに慣れっこになってしまって放っておくという共通の傾向が見られます。

皮膚の丈夫なひとが、ほんのちょっとでも一部かさかさしたり、赤らんだらすぐにあれ?どうしたんだろう、いつもは真っ白いところが今日は赤い、、、となるわけですが、多少赤くてかさかさしてもかゆくてもさらにかいてしまうということの繰り返しになりがちです。そしていつもの赤みという事に慣れて、悪化していく悪化スパイラルになっています。

薬はそのためのものだと思いますが、あまり薬に頼らないひとほど、どんどん長引く傾向にあります。

皮膚にまったくトラブルがない状態というのが想像しにくくなっていて、皮膚の敏感なひとは常に皮膚疾患ということになっていきます。

チタンでもアレルギーが出てしまうということはありません。ひとによって、体質によってはチタンでもアレルギーが出るかもしれないといった想像をするかもしれませんが、チタンはヒトのたんぱく質に反応できない金属です。

厳密に言うと、酸素がある環境では、ヒトに対して反応できません。したがってアレルギーも起きえません。チタンは毎日使う歯磨き粉にも入っています。洗濯機からもチタンイオン、冷房、空気清浄機もチタンパワーです。実際にチタンアレルギーであれば歯磨きでも口の中がトラブルになっているはずなのです。

注射針も骨折のときのボルトもだめとなれば本当に命取りですが、なぜか安易にジュエリーに関して実態とかけ離れたチタンアレルギーとか金属アレルギーというワードだけが飛び交っているようです。

雨上がりと指輪の関係

指輪のサイズというのはこうも変わってしまうものか、いつも同じところに留まらず絶えずうつろいやすいのが人の世の常だと

あるけれど、ほんとうに指輪の号数、指のサイズが変わります。なぜか気温だけじゃなく、湿度も関係あって、みなが同じように今日はむくんでいていつもよりサイズがアップしているという日があります。

それが梅雨時。雨上がりの晴れ間の日です。

雨本降りではなく、からっと晴れた秋晴れでもない梅雨になぜか指輪がはいらない、指が太くなったとお嘆きのかたはい

インターネットが指輪選びにしてくれたこと

いろんなひとがいて、いろいろなデザインがあって、それぞれ好みが違う。
結婚のスタイルも違えば仕事に対する価値観も、結婚観もまたそれぞれ。
けれどそんないろいろな違いを乗り越えてお互いを許容でき、尊重できたからこそ、パートナーとともにマリッジリングを選ぶというところまで歩いてきているカップルたち。そんな幸せなひとたちだからこそ、自分の意志でこだわりを持った指輪を選んでいるのかもしれません。

ネットを駆使すれば、いまやいろいろな情報が手に入ることは言うまでもありませんが、情報収集志向の強いひとほどネットを利用して、よりおもしろいもの、自分好みのテイスト、新しいデザイン、機能的な指輪というのを優れた鑑識眼によって選び出しているのだと思います。

金属と純粋志向

ピュアな

なほどいいという概念があります。不純物が混ざるとピュアではない、浄化を必要とするような観念的な考えかもしれませんが、デオドラントという広告に洗脳され無臭でないといけないという強迫観念さえ定着しています。

貴金属にもそういった見方をしてしまいがちです。純粋な金100%と不純物の入った金75%とではどちらがいいですか?

ジュエリーとして適しているのは75%の金です。あとの25%は金でなない金属が含まれます。

これがいわゆる18kというものの意味です。

なぜ不純物を混ぜるのでしょう。

不純物という言い方がよくありません、硬くするために硬い銅や銀を混入させ硬度を高くして実用に耐える金属に換えることができるのです。純金というのは手で曲げることも簡単にできてしまいますし、布や服にこすれて日々目減りしてしまうほど硬度が足りません。すまり実用に適さない金属なのです。

25%経費を浮かそうとか、ごまかそうとして不純にしているのではないのです。

ジュエリーとして使うのであれば75%金の方が優れているのです。用途という側面からは、強度を増すためにゴールド以外の硬い金属をブレンドして耐久性をアップさせています。

そうした純、という面で、チタンは耐久性がもともと何もせずとも高い金属。あえて合金にする意味がありません。

結婚指輪の素材はなにが良いか

結婚指輪を財産と考えるひとがいたら、プラチナが一番換金価値が高い、つまり金属としてのねうちのお話になります。
金も銀も貴金属。
ですが、ここで大切なのは、ずっと着ける大事な指輪ということ。
すぐに曲がったり歪んだり、思わぬハプニングがあるのがプラチナです。
しかも高いプラチナほどやわらかいのです。
これは純度が高いプラチナほどお値段も高いのですが、混ぜ物をブレンドするのにはわけがあり、硬くする必要にせまられて他の金属が入れられているのです。
日本人はピュア志向が強い傾向があり、なにか純と不純みたいなイメージを持たれる方がいらっしゃるのですが、実はジュエリーには硬さを補うために不純物をあえて混ぜているわけです。ですからプラチナの純度が高いとやわらかく、実用に不向きな指輪になってしまいます。家事をするたびに指からはずし、大切にキープし、重いスーツケースを運ぶ時にもプラチナの指輪ははずさないと歪んでしまうことに。

チタンは混ぜる必要がない100%の純チタンしかジュエリーにしません。アレルギーにも対応できます。
そして何よりも丈夫です。曲がったりしない、どんなにきゃしゃなリングでもプラチナのようなゆがみが出ないところが利点です。
欠点は同時に硬く加工が限られてしまうという点です。

指輪には時間軸が刻まれていくのがマリッジリング

マリッジリングというのは、毎日結婚の年月とともに使われ、愛用され日常のいろいろな家事などで次第に傷のような細かい摩耗がおきていきます。
それはまさにそのリングが時間とともに経過していったというあかしなのです。
どんな指輪でもいかなる金属であろうともさけて通れない宿命であります。いつもピカピカにしておきたい、新品の良さももちろんですが、使いこんで味がでてくるという価値観も大事にしたい、とくに結婚指輪のその結婚の期間の長さ、幸せの見えるかたちの象徴なのではないでしょうか。

経年劣化のネガティブイメージと指輪の本質

結婚指輪に

には日々使うことできずができていくのはどんな指輪でもいかなる金属であろうともさけて通れない宿命であります。

それはその指輪とともに、そしてそのパートナーとすごしたあかしが刻まれていく美しい年輪であります。

それを経年劣化とか、なにか古くなっていくことを傷がつくこと、ダメージとしてとらえてしまっては、歴史はうすっぺらなものになってしまいます。

アンチエイジングなどという広告によって、脅迫されているかのように、しわができてはいけない、たるんではいけないと刷り込まれてしまっていますが、アンティーク家具の味わいを美しいと感じられる価値観が、結婚指輪にもあてはまるのだと思います。

いつから新品仕上げとかいうものがサービスとなってしまったんでしょうか。せっかくの年輪を取り去ってしまうなんて、どんな再スタート?離婚と再婚の指輪ならいざしらず、せっかく味がでたものをけずってぬぐいとってしまうなんて、もったいないです。

指輪に時がきざまれ、さらに大事なお守りに変化してく過程が美しいのです。大切にしたいと時間の重みがそこにあるのです。

titanと皮脂

チタンの表面は顕微鏡でみると多孔質で、皮脂が付着しやすい性質があります。そしてチタンの表層にはすでに酸素と触れているため酸素分子吸着層が成膜された状態になっているのがふつうです。その結晶のような酸素分子吸着層は光の反射を変えます。そこに油膜がつくと、さらに反射を変え、跳ね返された光が網膜に届くと変わった?と見えたり角度によってさらに不安定になって認識されます。ひとによって見え方も感じ方も変わるファジーな色です。

マットな仕上がりのつやのない平面に指紋がついたり、触ったときの手などのあぶらがつきますと、なぜかそこが茶色く変化して見えるので変色したような気になるのですが、実はひかりのくっせつが変わったことで茶色がかったように網膜に映ります。私たちはそれを時間の経過とともにチタンが変色したと誤解するのですが、実際にチタンはそう簡単に変質したり酸化したりするものではありません。

茶色っぽく見えるのはチタンの干渉する特徴のせいで、皮膜が作られると黄色っぽく見えるのです。ですから脂分を落とせばそれはなくなりもとのチタンの地金の色に戻るわけです。

そこで清掃用のアルコールでチタンを拭いてみるという発想がでてきます。

結果、アルコールでチタンが変色する心配をする方もいますが、チタンを変色させることはできません。ただし、皮脂による汚れは取り除けるでしょう。ただしアルコールには無水アルコール、消毒用アルコールがあります。そして酒税に関係してくるため、添加物の配合により飲用または違法な酒類製造原料に流用される恐れがないと政府が認めた場合には、酒税加算額が免除される場合があります。消毒用エタノールに酒税が掛けられますと、その分高くなります。
ただし、イソプロパノールが加えられていると飲用できないので、酒税が免れるため比較的安価になります。
薬局で器具の消毒に使われているアルコールは、イソプロパノールが添加されているものが多いです。そうしたアルコールが蒸発したあとに添加物が残存し、それで光の反射が変われば、またわたしたちの網膜はチタンの色の変化を感じ取ることにつながります。

資料

チタンに触ってついた油膜で変色?

チタン材を素手でべたべた触ると指紋など皮脂が付きます。この油膜が反射して茶色っぽく網膜に映るので、チタンが変色したように見えています。手袋などして、いっさい油膜がつかない状態ではそのような変色は起こりません。

油膜がついても超音波で落とせばまたもとに戻ります。

経年劣化による変質というのは純チタンにはありません。鉄さびのイメージでなにかチタンも茶色く変わると勘違いしているひとが多いようですが、実際には原因は表面に光の屈折率を変えるものが付着したために一時的に起こる現象と言えます。

 

チタンの性質

対面販売と通信販売のどちらが危ないというのですか?

薬事法とか医薬品の対面と通販との事案が取りざたされています。

通信販売だと危ないのではという不安が大前提にあった時代はもう終わりつつあり、対面よりも利便性という時代になるのだと思います。薬を買いに出かけられない人にも通販で買った薬が届くようになる時代がくるということです。

では海外通販はどうでしょう。逆に海外から日本のものを通販で買うのはどうなんでしょう?

日本ブランドという信頼性があって、注文を入れるとしても、その後不安になって細かいところまで話を詰めます。

それは対面販売となんら変わりないのだと思います。ジュエリーも結婚指輪も遠方からも注文できる時代なのだと思います。

優れたデザインが売れる理由

良い芸術作品が人々にウケルわけ。良い音楽がヒットするわけ。優れたアニメが大ヒットを飛ばす理由。そういうのを分析するジャーナリストや評論家がいらっしゃるけれども、それはとどのつまりひとつのこたえと質問にいきつくのだと思います。

それは良いモノは認められる、そしてなぜ私の作品はあれほどまでに売れないのかを他の作者なりインタビゥアーが訪ねているのと同じことなのではないえしょうか?

良いモノはうけるにきまっていて、そういうみんなが好きなものに論理的な理屈はいらないのでしょう。ほんとうにいいものをいいとみなが言う、それだけなのだと思います。

デザインも美術も好かれるには理由があるけれどそれをすべて言葉が担うのことなどできないのでしょう。理屈を分析しようとしても言葉を扱うひとの手のとどかない領域なのだと思います。

ダイヤを入れる場合の厚み

すでにできあがった指輪があるとして、そこに追加のダイヤを埋め込みたい場合、そういう加工は可能かどうか。

可能ですが制約があります。

ダイヤのテーブルからキューレットまでの深さを満たす厚みがあればという条件付きです。

厚みが足りないとダイヤのとがった尖端が突き出てしまうことになるからです。

それさえ満たすサイズのダイヤであれば、物理的には問題ないことになります。

あとはどのような形状のリングかにもよります。

複雑な彫りや盛り上がり、うねりなどがあれば条件は変わってくるでしょう。

ものつくりのネットの向こう側の顔

相手を

を顔を思いうかべて作る。これが今年到達したもの作りの極意だと思う。

1年を振り返ってみて、もの作り、仕事とはなんぞやと問うてみても、それは幸せになり相手も幸せになること。つまりはいいものを作って楽しく作って相手の顔を想い浮かべながら作って渡すというシンプルなことなんじゃないかと思います。

仕事は誰のためだとかお金をかぜぐとかいろんなことがもろもろ付随してくるけれど、結局のところしんどいとか負担に想ったりいやいややってはつらいばかりで、幸せになれなくては意味がない。すべてはそこからスタートするのだと。

指輪のサイズを測りに出かけるには

買う気がないのに、そのお店にサイズ目的で測らせてもらうというのは気がひけてしまうものです。

さっとはめて、これかなと簡単にサイズを決めてしまっていいのでしょうか?

ずっと着け続けるならそうでは安易すぎて心配です。

やはりきちんとゲージを借りるとか買うなどしてゆっくりじっくり測り、暑い日や寒いところでの状態も比べられたら最高によいリングができるのだと思います。

アートとコミュニケーション

勉強嫌いと読書嫌い、算数に国語となつかしく思いだしたりするわけですが、今どきの先生は違うと違くてとかちがかったなどという若者もいる時代になりました。仕事を進めるうえで絶対に必要不可欠なのがコミュニケーションだと思います。物を販売するにしても物作りするにしても工房に閉じこもったまま誰とも意志の疎通をはからずに制作できるわけではないですね。結婚指輪を作るなら、依頼者の意向を聞いて望まれる高品質な状態で制作をして納品するということになります。

小さいときに国語が嫌い、字を読む、文字を書くことが好きになれないで、大きくなり、「好きくない」などと発音する大人になっていては、なかなかコミュニケーションは難しくなってしまうでしょう。

楽しく文字と向き合うこと、そこからが何もかもの始まりなのかもしれません。

絵を描いたり表現するのも相手、受け手が存在することによって成り立っている。そこから表現の手段をさぐっていき、昇華されるのがアートなのかなと思ったりします。

ステルスマーケティングとステルスウェルス

ファッション用語で、たしかステルスウェルスとかウェアリングといった言葉が躍った時期が何年か前にあったのを思い出しました。

ステルス戦闘機というレーダーに映らずに忍びよる見えない戦略的意味合いで使われ、裏地におしゃれしたり、ポケットの内側の縫い目だったり、袖口の処理だったり、表の目立つ部分のポイントになるアクセントとしてのおしゃれではなくて、知る人ぞ知るような内側、中に隠れて簡単には気づかないけれどそこがプロの目利きのまなざしに留まればかなり価値が高いような仕様の服を指していたように記憶しています。

昨日今日のステルスマーケティングという言葉が脚光を浴びましたが、その語源には触れられず、消費者に気づかれないように宣伝広告する手法の是非ばがりが取り沙汰されていました。

消費者が自分の都合のよいようにだけ解釈するから起きてしまうトラブルであって、消費者の特徴が如実に現われているなと感じずにはいられません。消費者というのは、販売側の行き届いた説明さえも自分サイドに都合のよいように解釈して聞く耳をもたないというケースが多々あるために、常識で冷静に考えれば得か損なのかわかるようなことにも手を出してしまうのだと思います。販売者が狡猾なのではなく、消費者も自己中心的なところがあるので注意しなければなりません。

指輪制作途中のやけど

ワックス原型を制作中にアルコールランプであたためたワックスが、加熱され液体化し、拡大鏡をかけていたせいもあり距離感がつかめず、それが指にぽたっと落ちたわけです。ワンテンポおくれてやってきた痛みというか熱い瞬間がわかったときには、もうそのどろっとしたロウを拭き取ろうとしていまい、結果皮膚がべろっと向けてまっしろな肉が見えていました。

たったそれだけの傷でもかなりブルーになるのですから、手術をするようなおけがをされた方はさぞかし不自由な大変な思いをされているか、やけどをきっかけに思いをはせています。

やけどのあとにばんそうこうではなくぱわーぱっどなるものを貼りました。

とにかく早く仕事に支障なく進められるようにしたいという思いから薬局で購入。サイトを検索してみると、アフィリエイトでリンクを貼った有料で記事を書かされたようなものがかりが上位をしめ、ほんとうの口コミには出会うことができないほどの膨大な量の作戦が敷かれていて圧倒されています。実際に試して自分の傷を写真にとって治り具合を見せてひろく人々のためにというアフィリエイト。これがやらせではなく、ほんとうのブログだったらすごいのになあと思ったり。

とにもかくにも指輪作りは続きます。

金属アレルギーと結婚指輪

幅の広い結婚指輪をつけて、皮膚のトラブルを起こすとまず疑われるのは金属アレルギーということ。

でも皮膚が乾燥しがちな冬によくかゆみを感じたり、かさかさしたところが炎症を起こすことは、金属アレルギーでなくとも起こります。

いつも皮膚と指輪とのすきまに手を洗ったときに残った水が長時間残れば、雑菌も呼びやすくなる環境があるということに気をつけなければなりません。幅の細いタイプのリングであれば、水を使ってもその後手をふいたときに水分も残らずすみますし、すぐに乾いてしまいますが、幅がひろいと水分が手とのあいだに残り易いからです。しかも石鹸の成分も残り易いのが指の付け根というふうに条件がそろってしまうからなのです。

金属アレルギーなのか、そうでない皮膚炎なのか皮膚科に行ってもわからない場合もあります。

工夫をすることで解決できることもあるのです。

チタンを研究するサイトによれば、・金属アレルギーのもととなるのは1位がニッケルということで、チタンが最も安全なのだそうです。

皮膚科のパッチテストの項目にチタンがないほど、チタンが疑われてはいないということ。

けれども、洗剤負けという言葉もあるように、どんなひとでも体調により抵抗力が弱まったときなど、皮膚のトラブルもでてくるものです。

常に指輪も洗浄を心がけて清潔に、そして皮膚には保湿を忘れたくないものです。
*titanのアレルギーパッチテストはあえてお取り寄せ試料オプションでできないことはないそうです。

金属アレルギーの原因は金属だと思いがちですが実は厳密にいえば金属が溶けるのではなく、金属イオンが溶けだしてくるのが原因です。この金属イオンによる恩恵を私たちは知らず知らずのうちに受けています。
私たちが普段飲んでいる飲み水の中に金属イオンが溶けていなければ、ヒトは生きていかれません。
ヒトが身体を動かす信号を伝えるのにはカリウム・ナトリウムのイオンが不可欠です。
栄養素としての鉄分や銅分もイオンとして取り入れています。金属は体内に入ると毒だと勘違いしているひともいるかもしれませんが亜鉛などの金属類も少量必要です。

金属アレルギーを起こしやすい金属は、ニッケル、コバルト、クロムなどですが、アレルゲンでありながら、これらの金属も人間の生命維持に必要な微量元素です。

「金属負け」と言われるのも金属アレルギーです。真っ先に対策したいのはニッケルフリーを徹底することからです。衣類についているカギホックなどもニッケルが使われている商品があまりにも多く出回っています。ニッケルフリーという商品を選ぶようにするだけでも改善につながります。

渋谷ヒカリエも原宿東急プラザも11月からクリスマス

クリスマスの飾りつけが年々早くなってきていると感じるのは気のせいだろうか。

12月に入って一斉にネオンやクリスマスリースを出す店舗が多かったのに、もうハロウィンが終わってすぐにクリスマスのディスプレーがなされ、クリスマスケーキのい予約注文のポスターまで掲示され、ひいてはおせち料理のパンフレットまで早々と争奪戦をしているといった具合。

一度撤廃された表参道のイルミネーションも復活。赤坂サカスのLEDライトも11月15日に点灯。

年末気分がこれから盛り上がり、指輪もクリスマスプレゼントになるのでしょうか。

指を測ったときと指輪を受け取ったときのサイズの違いは自分のせい?

指輪n

のオーダーメイドの号数の測定のとき、指まわりのサイズをはかったけれど、出来あがって受け取りに行ったら指輪がきつかったのは自分の太ったせい?それとも指のなにかが違うの?指輪は測定どおりできあがっています。体調は同じはず。たった数週間でこんなにも違うってどういうこと?測り方がわるかったんじゃないの?と考えがち。でも指輪の号数はあっている、指がいつも同じと考える方が間違っています。l

気温により血管は拡張したり体温を下げようとしたりしてからだはいつもがんばって働いてくれています。だから毎日外気温が違ってもひとはそこに対応できているのです。指の号数だって同じです。暑い日と寒い日も違うし運動後2分後と1時間後は体温も心拍数も指輪のサイズも違うのがあたりまえなのです。いつに合わせるかが問題なのです。

指輪をはめられない指のかたち

指輪というのは誰の指にでもはめられるものでしょうか?

指のかたちによっては、指輪が落ちてしまってはめられないというひともなかにはいらっしゃいます。
指先へ細くなっているタイプの指には、どうしてもどこかに締め付けるように留まらないと落ちてしまうような指がそれです。
しかし、留まるために指にいつもくいついていなければならず、食い込むと支障が出ることもあるので、ただ単におしゃれしたいだけで指輪をしようとしても、痛くなればすぐにはずしてしまう日がくるのです。

指輪をオーダーした時、購入直後は指輪をはめたいという意志があってはめることはできますが、日々邪魔になったりするうちに、いつしか着けなくなる運命にある指というのが存在します。

フエルトのジュエリー

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の素材にも金銀プラチナといろいろあるけれど、ガラスや皮、琥珀のネックレス、貝=パールのネックレスは知られていてもフェルトのネックレスをご存知でしょうか?

ガラスビーズだとか、アルミニウムだとかチタンのジュエリーというのも登場しているいま、フエルト=羊毛製のカラフルなネックレスが流行りなのだそうです。

脂肪の付き方とむくみ方と指輪のサイズ

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のサイズについて日々研究中ですが、指のサイズが一定だと思っているひとが多いのでちょっと困っています。

昨日測ったときの号数と今日が違っていると、測ったときの感覚というのは本人しかわからないにも関わらず、それに対して測るのを手助けしたり指輪を作る立場としては簡単にはことは運びません。

朝起きたときのサイズと水分を摂取したときのサイズと、とりわけサイズのアップダウンが激しいのは運動時のからだの温まったとき、それと冷えたときの違いです。

これは血管とか心拍数で血流が相当違うことで起きるのだと思うのですが、それだけではなく、やはり指まわりの脂肪の付き具合、肉の付き具合、体脂肪率と関係あると思います。なによりも、指の号数を左右するのはその肉のつきかたであって、骨と皮だけの方なら骨をはかっておけば、まずサイズはいつもいつもこんなには変わらないわけです。

骨を触った感触で、弾力のある指ほど、時間帯で変化しているという結論に達しました。

体重計に乗ってから指輪のサイズを測るのはこっけいだと思いますが、ほんとうに体脂肪率計が指だけで気軽に測れたらいいなと思います。

イメージするものと実際のもの

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中の想像と実物は違うけれど、ぱっと見た印象と本質というのも一致しなかったりするのですから

実像というのがどういうものかはその時の受け取り方によっていつも変わっていくのだと思います、

そしてひとは思い込みというのがくせもので、実際のひとと頭のなかで描いた人物像の違いというのも大きいと思います。

 

そしてインターネットで探して出会った結婚指輪と、その実物を手にとるのも違うし、また使ってみたらもっと違う。

サプライズでもらうのもまた違うし、そこにはどんな光があたるかによっても雰囲気も感じ方もそれぞれです。

受け手側の心によっても違ってくるのですから、印象というのも実物というのも定まらないものなんだと思います。

最近の結婚指輪

結婚指輪と

とは使われることを前提に買うのでしょうか?それとも記念として買うだけのものでしょうか?

それぞれひとによって考えは違います。結婚するけれど結婚式もしないし結婚指輪もいらないというカップルもいれば新郎は結婚指輪をしない、新婦だけというイギリス王室のような例だってあります。

結婚式のためだけに記念で用意したけれど、新郎は普段は仕事中はめないのでたんすのこやしになっているというひともいると思いますし、つけたりはずしたりが多く失くしてしまうというケースだってたくさんありますし、花嫁さまにこっそり内緒でリピート制作する新郎もいらっしゃるらしい。

 

結婚指輪を手作りするって

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で自分でネジ、いやワッシャーかボルトか何かの金具のような輪を結婚指輪として贈るというシーンを観たことがありますが、

結婚指輪という最大の記念の品を自作できたらすごいんじゃないかと思います。

高価すぎるプラチナでは敷居が高いけれど、もしチタンで結婚指輪に参加できたら良い思いでになるかもしれません。

ただ、シルバーなどは一時期大変なブームで、ちょっと指先の器用なひとならだれでも作ってブランドを名乗っていた時代がありました。

そして少々器用なというくらいでも銀という素材の誰もがしる価値に誘引されて、有る程度完成度の高いものが安易に作れちゃったのだと思います。

イ―ジ―な時代だったのかもしれません。

誰もシルバーアクセサリーといったものを着けなくなって淘汰され、ほとうに本当のシルバー好きだけが生き残ったのが今なのかもしれません。今シルバーをガンガン着けているひとって原宿でも探すのはかんたんじゃないけれど。

 

傷がつく指輪の宿命

毎日愛用すれば必ず傷がつく結婚指輪。

指輪は手がいろいろな動作をしてさまざまな材質の物体とぶつかりあい、どんどん摩耗していくものです。

いつまでもぴかぴかでいるわけではありません。

プラチナというのはとてもやわらかい金属で、指で押すだけで曲げることさえできてしまいます。ゴルフをするひとの

結婚指輪が曲がったりするのは、とくにプラチナの純度が高い=やわらかい指輪だからです。

高価なほど丈夫と思いがちですが、それは逆で、高価なプラチナと安価なプラチナとでは純度が高いほど柔らかくお値段も高いということ。純度とは高ければ いいということではないのですね。

材質に関しての知識をもって指輪選びをしていくと、チタンという金属でできた結婚指輪にぶちあたることになるかもしれません。

眼鏡の役割とデザイン

見るという字、視るとも観るともいいますが、めがねで視るとき、それは視力をレンズによって矯正してもらっているといった眼鏡による視力を助ける機能というのがまず最初にあり、次にかっこいいめがね、デザイン性が重視されるようになってきました。こどものころ、目が悪くなるからテレビに近づいてみてはだめと言われた記憶がありますが、目が悪くなると眼鏡をかけなくてはいけないよという意味だったと思いますが、視力を補う必要のない目の良いひとまでも今は伊達めがねをかけるのが普通にもなってきていますね。指輪には、装飾品という側面が強いのですが、ばね指を矯正するリングというのもあります。
指輪のような義肢というのもありようです。
機能という役割を背負っていても、やはりデザインは重要な時代になってきています。それは単にその場を体裁よくするだけのうわっつらだけのデザインというのが大きな誤解で、ニーズを満たしながら意味のあるものに置き換える、前例のない角度からの視点で周りを変えていくちからをもったものが本当のデザインだと気づかれ初めているからではないでしょうか。

可視光線とブラック

ブラックのリングを作っているところがあります。https://www.pro-dotto.com/
この5月に日食が25年ぶりに日本で観測できるというので、日食グラスなるものが売り出されていて、朝6時に見られるということです。あらためて太陽光線ということを意識してみたいと思います。
日頃私たちは太陽の光があることをあたりまえのようにしかとらえておらず、その光線の波長によって青く光が見えたり空が赤く見えたり時間帯によって空の色も変わり、虹には7色が見えるということを体験しています。チタンの色にもそういった同様のしくみで光線が網膜に達してそういった色として、認識されているのです。ですから、ブラックチタンという色も、一口にブラックといっても、漆塗りの加工とも違いますし、メッキの塗料の黒でもないチタンジュエリーの特殊なブラックなのです。チタンですから、少し玉虫色になって見えます。
それは、チタンが干渉色を発するのと同様に、ブラックの玉虫とでも言っていいような照りのある黒なのです。

 

チタンの色の正体は構造色といいます。資料*

構造色

結婚というかたち、もののかたち

ものには体制とかかたちというのがあって、それでひとは何って認識できる。言葉だってそれがないと頭の中はいつもあいまいになってしまうから、人に伝えられるように言葉で考えて言葉を使って思い込む。ものごとがあやふやでも、言葉で整理してあたまのなかでつかむことができる。それはかたちがないふにゃふにゃの状態ではよくわからないけれど、ことばというかたちが見えて初めてこうなんだと自分でもとらえられるということ。かたちにするには作業とか工程がある。もの作りも同じ。結婚も同じ。お互いがどういう関係なのか本人同士もはっきりとまわりにもわかるようなかたちにするのが結婚。そういうユニットだということを。社会をユニットで形成するのだということを。あたまの中だけでよくわからない関係性をしっかりかたちにするイベント=結婚。自分だけがわかっていればそれでいいというものではなくて、しっかりとみんなが認識できるためにはかたちというものが必要だからかたちを求められる。表すことが必然となる。

しるし

見えるかたちにすること。ものつくりって、見えない気持ちや想いを見えるようにものの形を借りてそこに閉じ込めてさらに想い続けるためのしかけ。装置。お守り。しるしなんじゃないかって。

しかもあやふやで心配で不安定で必ずじゃない想いをそこにちゃんとあるよって見えるようにしようとする心の現れ。外見とか取り繕いではない、思い入れ、心がけの具体化。

チタンの課題と目標

夏休みの宿題はいつもぎりぎりだった。楽しい休み、勉強は後回し。さっさと済ませたほうがすっきり遊べたはずなのに、いまだに火が着くまでエンジンがかからないのか。
黒い指輪

先々のやるべきことリスト
タスクを管理する術を身に着けたひとは仕事のできるひと。

いかにその週でやるべきことを完結させるか。
一週間をまず前半後半にわけてみようか。
前半に終わらせることを組み、あとへ回さない。これだけでもあとがだいぶ楽になりそう。
大切な用事、準備が必要なイベントにはどう対処すればいいのでしょう。
リストにしてリストをかならず消していく。そうしてすきまを作って準備に充てるとか。

このチタンリングが最高、この結婚指輪こそがもっともふさわしいと思えるには。

ブラックリングマニア もしも黒い金属というのが開発されたら、宝飾界はいろめきたつのではないでしょうか。18kブラックというのはありますが、やはり金は金。ぐれーがかった金をブラックとネーミングしているだけのもの。中身までも黒い、真っ黒な金属というのはどこにも存在しません。表面だけを、黒くするコーティング加工ならあるのですが、黒がメンズに人気なだけに黒い金属=夢の素材といえそうです。
ブラウン 多少くすんだもの、いかにも天然、つまり茶褐色をしているダイヤモンドの方がよっぽどダイヤが天然石だと感じられる気がするのですが、透明でまるで漂泊したかのようなダイヤより自然な印象を受けるのは私だけなのでしょうか?何かあまりに無垢に光り輝きすぎると、ジルコニアにも見えてしまいそうです。
DANCINGRING 想い出にしみついた曲や踊り、そのときに流行ったフレグランスなど、いつまでたっても急にこころにによみがえるアイテムというのがあります。どんなに時が経っても忘れない、何かの映像や出来ごととむすびついて引き出しから出やすくなっているかのようです。
まるで普段着のジーンズの色落ちを楽しむような感覚。デイリー使いの日々をともに過ごす結婚指輪にもそんな加工ができたらという要望にお応えしてできました。
原宿RING いつも指輪と一緒だから。

輪っかのかたち

指輪としてもっともシンプルなフォルム。まんまる。
真円とも言う。

ラインは1本で繋がれ、またそこに戻る、歪みのない美しいかたち、それが円であり、結婚の縁でもあると思います。

それはなんの変哲もない輪っかのかたちでもあり。和なのかもしれない。

いわゆる平打ちと呼ばれる指輪がシンプルを極めたリングと言えそうだけれども、これは、造り手によって、ここまでシンプルなリングだとかえって仕上げの表情、手の力加減でかなり個性が露呈する。シンプルだからこそ、メーカーのこだわりや、制作姿勢が浮き彫りになってくるリングと言えるかも知れない。

かたちがシンプル、フォルムに何のメッセージ性もないものを見たとき、ひとは、そのかたちより表面の質の方に目がいく。
ひところ世界中のアートを席巻したモノ派の現代美術のように。
日本料理でもそうかもしれない。素材自体の味を引き出すためにあえて、余計な手を入れない。
そうすることでその素材感が前面に押し出されることってあるのかもしれないし。

指輪の歴史

    和を重んじるからわっかなのだと思いたい…

 

 

ブラックチタン

黒い指輪

黒いチタンというのがある。
例えば超硬メタルの穴空けドリルの先にコーティングされている加工の黒。
摩耗を防ぐため、F1のエンジンにも使われている。硬いチタンの硬度をさらに上げるための加工。耐久性もアップするコーティングである。
加工硬化金属の特性として、曲げたり叩かれたりという、力を加えられることで硬化する性質というのがある。
ひとたび折り曲げたものをもとに戻すとき、その折り目の部分にだけ極度に力がかかり、弾性の少ない金属=伸びない金属だとすぐに金属疲労が起きて、ポきっと折れてしまうことになる。
部品と部品がうまく噛み合わさっていない状態が長く続いたりすると、カタカタと徐々に金属疲労が起こりうる状態になっていき、いつか突然折れるというのがある。
例えば金や銀、プラチナのようなやわらかいメタルであれば、箔にできるほど柔軟で曲げにも2回3回は耐えられよう。けれどもチタンのような非常に硬いレアメタルだと、1度折り目をつければ2度はない。一度めをもとに戻すだけでアウトになることも。

そういったレアメタルの特質はあまり知られていないが、チタンを指輪にする場合、かなり専門的知識をもってジュエリーへの応用に臨むことが大事。

回転するリング

指輪を着用していれば、おのずとリングは指のまわりを知らずしらずのうちにくるくると回転していて、そのまま日常使いされれば、まんべんなく摩耗してゆくものです。石がついている指輪だけはちょっと置いておいて。
ふつうのそれとは別に、リング自体に2重構造になっていて、内リングと外リングをベアリングのような構造でかましてあり、それが回転する工夫がなされたリングというのも可能です。

指輪が日々摩耗していくとは、意外に知られていない。 車も走ればタイヤが消耗するように、指輪も毎日くるくる回って何かにぶつかって削られていくのに。
指輪は永遠にあるということではない。結婚指輪も一生ものとはいえ、作り替えないということではなく、やはり消耗品。10周年記念とか、銀婚式とか節目の記念のリングなのです。

ダークチタンDARKTITAN という変わったリングにも注目。

人間は着替える

着替えながら、生活するのが人間です。いつもいつも同じ服、同じ恰好、みんなと同じではないのです。必ず寝るときと外出するときに着替える、赤ちゃんだって何度も着替えます。お風呂に入ればまた誰でも脱いで着るわけです。洗濯もしない、お風呂に入らない、髪を洗わないひとは、社会人として生活しにくいほど、世の中は着替えるのです。

着替える人は、必ず洗濯ではなく選択して着替えていると思います。どんなにファッションに無頓着であっても、女性が男性ものの下着を着けることもなければ、女性が少年のズボンをたまたまはいて歩くということはまずありません。あったら社会が受け入れずらい、そういう世の中になっています。

服とは、外見だけのうわべだけのものでしょうか?ファッションの流行を追うなんてばかげた消費活動でしょうか?

だれもが目標をもち、夢をかなえようと上昇しよう、いつもの自分よりなりた自分になろうとしています。そして着替える、また着替えていくわけです。同じところにずっとみなと一緒にとどまりたくないのが人間の本能ではないでしょうか。

ファッションも本能に組み込まれたm自分を更新していくためのツールのひとつです。

 

着替えは更新なのだと思います。

正確な指輪のサイズとは

ただしい指輪のサイズなんて実はないのです。だって常にサイズは変わるから。ひとのからだはいつも同じではないことを知らないと指輪のサイズも誤解してしまいます。朝と夜では靴がいたくなったりするのと同様に、指のサイズも大きくなったりひとによってはちいさくなったり、膨張したりむくんだり、ひからびたり。指にはこの号数ときまった号数があるという勘違いをまずなくして、いろいろな時間帯のサイズを知りましょう。そのうえでどの時間帯に合わせて作れば一番快適なのかを知らないといけないのです。

指のサイズを測れない人

こわくてサイズゲージをはめられないというひとがいます。

サイズゲージが指からぬけなくなりそうだからです。

自宅でゆったりとサイズを測定するなら安心なのでしょうが、ブライダルショップでそこの備品なわけですから。とれなくなったら恐い、抜けないのを無理にひっぱると痛い、関節が太いからひっかかってしまうという不安から、サイズゲージをこれ以上きつい号数ははめられないということになってしまいます。これでは正確なサイズは測ることが難しいです。

けれども一度入った、関節を通ることができる指輪であれば必ず抜くことができます。そういった熟練したプロのいる結婚指輪店に相談するのがベストかと思われます。

平均結婚年齢

結婚年齢の平均が今日報道されていました。

2011年の平均結婚年齢は、男性が29.8歳 女性が28.5歳 。

ちなみに、結婚までの交際期間は4年3カ月と発表されていました。

晩婚化という分析がニュースになっていました。

今では結婚指輪を買いにいくご夫婦で子ども連れ、ベイビーと一緒というケースもなんらめずらしくない時代になりました。ベビーカーと一緒に結婚指輪が選ばれているということになります。結婚前とは限らず、ベビーが先、挙式や入籍はあとというのも現代のスタイルになりつつ。さらに結婚指輪のしきたりなんてあるはずもなく、どちらの手のどの指に指輪をはめようと本人の自由。子どもが先になったって、結婚を前提にしてお互い仕事があったというケースもあれば、ベイビーをきっかけに入籍ということもあるのですから、震災をきっかけに結婚したくなった、家族がほしくなったという記事がかかれるのも無理はありませんが。

ひとは結婚に踏み切るとき、そんなになにかのきっかけが必要なのでしょうか。自然に結婚しない、あるいはできなくなっているということでしょうか。晩婚化とか少子化とかそれは社会が成熟してきた自然な流れなのだということか。

最初の結婚指輪 2個目の記念の指輪

始めての結婚指輪と、10周年のスイートテンダイヤモンド。あこがれのダイヤ10粒。というのは企業の宣伝文句ですが、20周年だから何か作りましょうということで、結婚指輪secondを新調するご夫婦もたくさんみられます。2回目の結婚での結婚指輪ということもまたあるかとは思いますが。

2個目の結婚指輪で最も多いケースは、紛失で2度オーダーするというケース。うっかりどこかに置いて見当たらない、おうちの中なら良いけれど、外出先で、山登りで、トライアスロンで。ツーリング先で、車内でひざの上に置いておいたところまでは覚えていて、その後ないとか。それで新調するという方もいます。