可視光線とブラック

ブラックのリングを作っているところがあります。https://www.pro-dotto.com/
この5月に日食が25年ぶりに日本で観測できるというので、日食グラスなるものが売り出されていて、朝6時に見られるということです。あらためて太陽光線ということを意識してみたいと思います。
日頃私たちは太陽の光があることをあたりまえのようにしかとらえておらず、その光線の波長によって青く光が見えたり空が赤く見えたり時間帯によって空の色も変わり、虹には7色が見えるということを体験しています。チタンの色にもそういった同様のしくみで光線が網膜に達してそういった色として、認識されているのです。ですから、ブラックチタンという色も、一口にブラックといっても、漆塗りの加工とも違いますし、メッキの塗料の黒でもないチタンジュエリーの特殊なブラックなのです。チタンですから、少し玉虫色になって見えます。
それは、チタンが干渉色を発するのと同様に、ブラックの玉虫とでも言っていいような照りのある黒なのです。

 

チタンの色の正体は構造色といいます。資料*

構造色

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA