結婚というかたち、もののかたち

ものには体制とかかたちというのがあって、それでひとは何って認識できる。言葉だってそれがないと頭の中はいつもあいまいになってしまうから、人に伝えられるように言葉で考えて言葉を使って思い込む。ものごとがあやふやでも、言葉で整理してあたまのなかでつかむことができる。それはかたちがないふにゃふにゃの状態ではよくわからないけれど、ことばというかたちが見えて初めてこうなんだと自分でもとらえられるということ。かたちにするには作業とか工程がある。もの作りも同じ。結婚も同じ。お互いがどういう関係なのか本人同士もはっきりとまわりにもわかるようなかたちにするのが結婚。そういうユニットだということを。社会をユニットで形成するのだということを。あたまの中だけでよくわからない関係性をしっかりかたちにするイベント=結婚。自分だけがわかっていればそれでいいというものではなくて、しっかりとみんなが認識できるためにはかたちというものが必要だからかたちを求められる。表すことが必然となる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA